加筆中

しぼの種類について

 

高島ちぢみにおいて、どんなシボの生地であろうと、使用される横糸には、追撚を施して、生地を織りあげます。

下記の整頓は、私の頭の中の整理なので、違っていたら随時修正していきます。

エンボス系シボ

(生地に追撚糸を用いた上で、型押しロールを併用して、シボを出します)

 エンボス系シボのメリットは、生地面に均一のシボ形状を出すことができる事です。

 

 エンボス波シボ

 柳の葉のようなシボ模様が出ます。

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エンボス 波シボ (使用生地 4020-110本)

 

 エンボスピケ

 均一でまっすぐな畝のようなシボ模様が出ます。ピケの畝の細さは、生地規格・用途に合わせて数種類あります。

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エンボス ピケ①(使用生地4040-120本)

 

 エンボスジョウゼット

 型押しによる『ちりめん』調のシボ

サーキュラー系シボ(自然シボ)

(型押しではなく、追撚された糸の撚り回数、撚り方向、織配列により、シボを出します)

 

 楊柳調自然シボ

 エンボス波しぼに近いが、波シボに比べ、シボの角が取れて丸く、ランダムですこし起伏が浅い。

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写真 自然シボ (先染め4020楊柳)

 

 ボーダー調しぼ

 横糸に追撚糸と無撚糸をボーダー調に打ち込み、縮まない無撚糸部分に、丸みを帯びたゆるみシボがでる。

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写真 自然シボ (ボーダー調楊柳)

 

 SZシボ

 右追撚糸と左追撚糸を交互に数本づつ打ち込んだ『ちりめん』シボ。

 甘撚しぼ