坂尾織物株式会社ができる事(試織について)

 

手軽な試織のすすめ

 試織とは 、織物の本生産の前に、見本の製作のためや、うまく織れるかを確認する ために、試験的に少量を織ることをいいます。

いきなり本生産をして、不測の事態に陥らないように、するためです。

本格的にな試織は、織機に乗せる付随道具をその設計にあわして(総本数、密度、通し柄を考慮しながら)、作り上げます。数十m~3百mのたて糸整経を

して・・・などなど道具費・糸ロス・労力を少ないメーター数に按分すると、量産比較で、数倍~十数倍の単価になって、見積もられます。

 

依頼を受ける当社としても、申し訳ないような高い価格の提示は、面白くありません。

 

しかし、お客様が望んだ規格に近しい生地幅、生地密度、糸番手が、機屋さんにあったらどうでしょう?

その場合、横糸だけの手配だけで済みますので、ロスが少なく、量産価格に+αの織単価で済むことになります。

懇意にされている機屋さんが、どんなタテ糸規格が乗せられているか、知っているもの以外もあるはずです。

定期的に教えていただける範囲で、把握することが、大事です。

 

ちなみに、当社は、平織を中心とした織機、たて糸綿40/1や綿20/1が乗っています。密度・幅等、問い合わせていただければ、現在のたて糸規格

をメールしますので宜しくお願いします。