織物工場の照明をLEDに。
織物工場の照明をLED化
工場の照明をすべてLEDに、いずれはするべ、と思いを巡らせ、全然焦ってはないのですが、少しずつ前に進めております。
工場の状況
坂尾織物の織物工場照明は、3.5ⅿの高さの天井に付いてます。工場によっては、吊り下げ型の器具で
織機近くまでおろしている所も多いのですが、うちは、天井直付けの2灯型です。
天井直付けの照明は、LEDの照射範囲角度との相性は良いような気がします。
工場全体の取り付け数は、織機の上が40W蛍光灯が50本、他の作業場が40本くらいかな。計90本
照度基準
JISの照度基準というものがあるらしく 事務所の照度は300ルクス以上、 作業場では150ルクス以上、
更衣室等では75ルクス以上にするように定められているらしいです。
照度計で蛍光灯下のうちの工場を計測してみると、織機の織前周辺に限定すると、100~130ルクスぐらいです。
25年以上工場に入っていますが、昔は、暗いとは思っていなかったのですが、最近、老眼のせいか暗く感じます。
ここ2~3年、織機の更新があり、筬が平らなものから、変形筬に移行し、その形から筬に糸が通しにくく、
私には、明るさの影響がもろに出てきています。
LEDの選定
まあ、いろいろと調べた結果これにしました。理由は何となくよく外れる野生のカンです。MK電産製です。
点灯管を外して、取り付けるタイプです。価格は4000円/本です。
直管LEDの試験
実は、1年前に、40W形の20W (標準2,230lm)と25W(2,550lm)をあわせて8本ほど、購入して工場に装着し、
1年かけて、明るさと耐久性を確認していました。結果良好だったため、今回25本ほど、購入して、装着しました。
実際、カタログ値だけでは、わからないことが多いですしね。
装着後の照度
省エネより、とにかく明るくしたかったので、取り付けたのは、25W(2,550lm)です。
まず、2灯器具の片方だけ、LEDに変えた場合、160~170ルクスくらいになります。実用的な明るさですね。
次に2本ともLEDに変えてみました。220~230ルクス、非常に明るい、細かい作業も十分いける明るさです。
今後、全体を交換していき、工場の明るくすることでで従業員の方の労働環境の改善にもなるのではないかと思っています。
また、LEDの種類は、場所によって、40W形の20W~15Wタイプも十分使用できるかなと思っています。
ただ、現在LEDを取り付けている器具は蛍光灯からの流用ですので、将来、安定器の除去をするか、
LEDを取り付ける器具を新しいLED蛍光灯器具に付け直すか思案中。
一般家庭で40W蛍光灯 1灯式4本でリビングの照明を行っています。
蛍光灯が1本きれたので電気代高騰のおり、4灯全て15W型LEDに交換しました。
とても明るいです。また、従来の蛍光灯はジーという音がしていたのですがそれがなくなりました。ちらつきもありません。
近年、LEDの事故も多発しており、国産と決めていました。大手企業でも国産とうたいながら内部部品が外国製で事故報告があいつでいます。
MK電産は私の地元、富山工場からの直販で購入しました。
ですが、カード決済ができません。
「じゃ、いいです~」と、なりがち。
交換にはグローランプを外すんです。
取説があるとよかったナ~。
商品には大変満足しています。
ありがとうございました。